ロシア南部でダム決壊、数千人避難 被害拡大を警告。ウラルがここ数十年で最悪の洪水に

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カザフスタン国境に近いロシアの都市オレンブルクは月曜日、
当局がウラル山脈と西シベリアの川の増水から逃れるため地
元住民を避難させる中、数十年ぶりの洪水に備えた。

モスクワは日曜日、オレンブルク地方の洪水を巡り連邦非常
事態を宣言した。オレンブルク地方ではウラル川の影響でオ
ルスク市の大部分が水に覆われ、数千人が家を離れることを
余儀なくされた。

人口55万人の地方首都オレンブルク市では現在、川の水位が
危険なレベルに達している。

クレムリンはまた、西シベリアのクルガン地域とチュメニ地
域での「避けられない」洪水についても警告した。

すでに数千人が浸水地域から避難している。






クレムリンは月曜日、主にウラル山脈、ヴォルガ地域、西シ
ベリアで1万棟以上の住宅が浸水したと発表した。

救急隊は「気温の上昇、活発な融雪、川の氾濫」について警
告した。

豪雨により近くのダムが決壊し、オルスク市の大部分が水没
した。

オレンブルク地域当局は、オルスクではウラル川が「9センチ
(3.5インチ)下がった」一方、オレンブルク市の水位は急速
に上昇していると述べた。

地方政府によると、「オレンブルクでは1日で水位が16セ
ンチ上昇し、872センチになった」という。

セルゲイ・サルミン市長はロシアのテレビに対し、同市では
「ここ数十年でこれほど多くの水が見られたのは初めてだ」
と語った。

「最高(水)マークは1942年でした。それは946センチメー
トルでした」とサルミン氏は語った。

「それ以来、洪水は起きていません。これは前例のないこ
とです。」

クレムリンは、ウラジーミル・プーチン大統領が「自然異常」
の影響を受けた地域についてリアルタイムで説明を受けてい
ると述べた。

同紙は月曜日、プーチン大統領が洪水に関する政府委員会の設
置を命じたと発表した。

- 「説得する時間はない」 -

オレンブルクのサルミン市長は、水位がさらに上昇すると予想
され、当局は市内の736人を避難させたと述べた。

同氏は週末、「説得する時間はない」と述べ、人々が協力しな
い場合は強制避難になると警告した。

ロシアの気象監視官ロシュギドロメット氏は、オレンブルク市
の洪水が水曜日までピークに達するとは予想していないとし、
市内の多くの地区が影響を受けると警告した。

ウラル川はオレンブルクを通ってカザフスタンに流れており、
カシムジョマルト・トカエフ大統領は、今回の洪水はこの地域
に影響を与えたここ数十年で最悪の自然災害の一つであると述
べた。

オレンブルク地域で6,000人以上を避難させた後、当局はトボル
川の増水が予想されるシベリアのクルガン市でも一部住民の移
転を開始した。

クルガンはカザフスタン北部に近い人口約30万の都市です。

クルガンの救急サービスは、「予防的避難」として571人が浸水
が予想される地域から避難したと発表した。

地元当局は、洪水に備えるため約100人の救助隊員の増援がウ
ラル山脈から西シベリア地域に到着したと発表した。

非常事態当局はまた、イルティシ川がロシア最古のシベリア都市
の一つであるトボリスクの一部を浸水させる「可能性が非常に高
い」と警告した。

プーチン大統領は統治期間中、気候変動について声高に懐疑論を
唱えてきたが、近年、ロシア政府に異常気象への備えを強化する
よう命じた。

この国では、最近の春と夏に深刻な洪水や火災が発生しました。





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