ベストプレーベースボール98と本塁打

ベストプレーベースボール98本塁打との関係性を書いて
いきます。

ベストプレーベースボール98における本塁打は現実のプロ
野球とほぼ変わりはありません。ただ前半終了地点なので、
後半の展開により何らかの変化はあるやもしれません。

本塁打に関しては巨人が53本と日本ハムが51本とセ・パ両
リーグの下位に沈んでいます。要因として考えられるのは
東京ドームを本拠地としている事があり、巨人の東京ドーム
パークファクターは0.547で日本ハムの本拠地パークファク
ターは0.544と破格の本塁打パークファクターの少なさとな
っています。

12球団トップは中日の86本ですが、中日の本拠地であるナ
ゴヤ球場の本塁打パークファクターは1.286とかなりの本塁
打の出やすさとなっています。一方のパ・リーグトップは
ダイエーの76本ですが、ダイエーの本拠地である平和台球
場の本塁打パークファクターは0.992とほぼ平均となってい
て、ダイエーの場合は打者の長打力が純粋にすごいのかな
という印象です。

ただ巨人は被本塁打も36本と12球団で一番少なく、他のセ
・リーグチームの被本塁打がすべて60本以上と考えると、
あまり巨人の本塁打の少なさが気にならないぐらいです。

阪神は本塁打が77本とセ・リーグで2番目に多いものの、被
本塁打は83本と6本多く打たれており、当時の阪神の打力を
考えるともう少し差がついてもよさそうなものですが、現実
のプロ野球では1990年の阪神は135本巨人よりも1本多く打っ
ています。

パ・リーグの場合、藤井寺球場が元々パークファクターが高
めとなっており、この傾向はベストプレーベースボール98で
も同じ結果となっています。川崎球場もパークファクターが
高いのですが、意外だったのはNPBにおける川崎球場のパー
クファクターは80年代中盤まで1を切っていた事が多かった
という点です。落合がロッテ時代に50本台を2年連続で記録
していて、この結果を「せまい川崎球場のだからあれだけ打
てた」という話として語られたりしているのですが、パーク
ファクター視点で見る限りでは恩恵どころかハンデにすらな
っています。

しかしながら、ベストプレーベースボール98における川崎球
場のパークファクターでは本塁打が出やすい球場とはなって
いるものの、1990年当時のロッテには長距離打者がいません
でした。ディアズも下り坂に差し掛かっています。

ベストプレーベースボール98においては東京ドームと川崎球
場が本塁打パークファクターにおける特別な球場となってい
ます。





と巨人


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