ベストプレーベースボールとセイバーメトリクス。


ベストプレーベースボールにおけるセイバーメトリクスとの関係性
に関心を持っています。

MLBではもちろん、日本でもセイバーメトリクスがある程度注目さ
れてはいるものの、MLBほどではなく、セイバーメトリクスの指標
に触れることはあっても、現状扱われているのはOPBかパークファ
クター・・・たまにWHIP程度であまりセイバーメトリクス系統の話
題があまり盛り上がらない状態となっています。

そういった状態なので、ベストプレーベースボールにおけるセイバ
ーメトリクスってどうなっているのかなんて、なおさら関心がもた
れていないのがとても残念だったりします。

まあ、そもそもベストプレーベースボールとセイバーメトリクスは
あまり相性がよくないのかもしれません。

2000年のWINDOWS版のべストプレーベースボールを最後に、現在
までPC版のベストプレーベースボールは発売はされてないのですが、
その間有志による球場やデータの自作品が次々と登場しました。

しかしながら、べストプレーベースボールに関するセイバーメトリク
スに関する言及があるサイトはほとんど見かけません。もしかしたら
こちらが探し切れていないだけなのかもしれないのですが、お目にか
かったことはないんです。

そう考えると、ベストプレーベースボールとセイバーメトリクスの相
性はやはりよくないのではと思うのですが・・・。

それでも、ベストプレーベースボールにおけるセイバーメトリクスを
検証する事で、どれほどベストプレーベースボールがNPBの野球に近
いかを見るのはかなりの楽しみです。

ベストプレーベースボールと類似したシミュレーション野球ゲームで
検証するのも面白いかもしれませんが、これらの検証の欠点としては
「面倒くさい」の一言につきます。なにせ1つ1つのプレーを記録しな
いといけないですし、集計ミスにも気をつけないといけないとかでい
ろいろとややこしいのですが、そのややこしさを通り抜けた先に今の
検証(未完成ですが)が成り立っているわけです。

1990年当時はBABIPやFIPという指標はなかったですし、未確認ですが
おそらく得点期待値なるものの当時はなかったでしょう。そうした中
でこうやれば得点が増えるもしくは得点が得られる確率が高いなどど
確率されていった方法が日本だとバントや進塁打だったりするのです。

メジャーでは進塁打なる概念はほとんど浸透していない(当時シンシ
ナティ・レッズで監督していたピート・ローズが言及した事はある)
のですが、日本だとメジャー・リーグの選手に比べるとパワーの面で
非力だったので、あまり長打を重要視せずアウトの効率性に目を向け
ていたのでしょう。

ただセイバーメトリクスの視点では、これらの日本の野球はあまり
評価はされないようです。得点を多く取るにはあまり効率がよくな
かったからです。

そしてそれはベストプレーベースボール98世界でも同じでした。。







この記事へのコメント